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「冠婚葬祭入門」は「おばあちゃんの知恵袋」

塩月弥栄子さんが3月8日、96歳で亡くなりました。
塩月弥栄子さの作品「冠婚葬祭入門」は、インターネットのない時代の「おばあちゃんの知恵袋」みたいなものでした。
人生でとても役に立った書です。300万部を超えるベストセラーだったようです。

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上流階級からお茶くみへ

茶道の裏千家の家元に生まれて、御曹司と結婚しましたが4人の子供を置いて家出し、
その後2歳年下の医者と再婚するなど波乱に富んだ生き方をした女性でした。

塩月さんは1918年裏千家家元の長女に生まれて、現在の15代目の姉にあたります。
若い頃いいなずけを病気で亡くしたあと1938年にお見合い結婚をしました。
その時に悲しみを忘れるためにお見合いをしたそうで、一升瓶ごとお酒を飲んでお見合いに行ったのは有名です。

お相手は大金持ちで。2人のお手伝いさんやばあやさん。おかかえ運転手がいて何不自由のない生活でしたが、
結婚して10年目に4人の子供を置いて家出をされました。

家出をした塩月さんは一人でお茶汲みやタイプを勉強したり英会話を学んだりと一人で暮らしていました。
そんな時医師塩月さんという医師に出会い再婚しました。
その後カルチャー教室で茶道を教えたり、テレビなどにも出演していました。。

「冠婚葬祭入門」が大ヒット

そんな時に「冠婚葬祭入門」を出版されました。
地方から都会に出てきて、冠婚葬祭の作法などを教えてもらえる親や年寄りが近くにいないことから、この本のの需要が高まったからだと思います。

ノンフィクション系新書のジャンルで、「バカの壁」という本が出るまで30年以上にわたりトップだったそうです。
私の好きな本に「女六十歳からの心豊かな生き方」があります。

本の内容にとても感銘を受け、本に書いてあることを
抜粋し書き留めて置いて、私の今後の生き方の指針にしています。

老醜から老麗へ
麗には美しい あでやか、うるわしい の他に
立派という意味があるそうです。
歳をとっても美しくありたいと同時に、60代からは「立派」な生き方を目指す事が大切。
前向きに積極的に「私も歳をとったら、おばあちゃんのように、いつまでも若々しくありたい」と言われるような生き方をしたいと思います。その為には常に未来を見つめている事が大事・・・
カ・・感動する心
キ・・緊張感を大切にする。
ク・・くつろぐ(遊ぶ)
ケ・・決断する(ノーが言える)
コ・・好奇心を持ち続ける心
と書かれていました。( )は私の思い・・

とあります。

「塩月弥栄子95歳 思いのままに生きなさい ]

というのが最後の作品だと思うので買って読んでみたいと思います。

良書にめぐり会えたことを感謝して、塩月弥栄子さんのご冥福をお祈りいたします。

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