日本シリーズも終わり、今シーズンのタイトル発表や契約更改による来シーズンの年俸や選手の移籍情報なども出てきました。
そんな中やはり新シーズンに向けたチームの補強をする上で欠かせないのはドラフトですよね。
今年もたくさんのドラマが生まれたドラフトでしたが、選手や各チームの未来を切り開いて行くドラフト制度。
私はくじ引きに湧く大人たちをテレビでみてとても微笑ましく思ってみていました。
このドラフト制度いつからあってなぜできたのでしょうか少し追求して調べて書いてみました。参考にしていただけたらと思います。
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ドラフト制度はいつからある?
プロ野球ドラフトには毎年様々なドラマがありましたね。
さっと振り返れば最多指名は8球団から指名された、野茂英雄選手、小池秀郎選手が話題になりましたね。
多重指名を受ければどこのチームに入るかはくじを引く手に託されます。
画像は2017年ドラフト会議で清宮幸太郎を獲得した日本ハムファイターズの黄金の左手を勝利を掴み取るという
メジャー行きの表明がありながら大谷選手を指名し交渉権を得て見事入団に至った経緯もあります。
最初にドラフト制度を適用したスポーツは1936年、NFL(アメリカンフットボール)でした。
できた理由としては、チーム戦力の均衡化です。
お金のあるチームが強いというマナーゲームにならないように、新人獲得権を平等にするために始まったわけですが、
次第に選手獲得のための費用はかさんでいったようです。
ドラフト制度がプロ野球に取り入れられたのは1965年のことです。
当時は王貞治さんや野村克也さんがプロ野球界では大活躍していた時代です。
日本で初めてのにほんサッカーリーグが始まった年でもありました。
野球が日本のスポーツとしても最初に取り入れられました。
その後、様々な改善がされながら、今のドラフトの形ができたのです。
ドラフト制度はなぜできたの?
それまでは資金力のあるチームが有望な選手を獲得し、いわゆるマネーゲームと思われてもしょうがないような時代もあったようです。
しかし、資金力のあるチームだけが、強化されていけば野球界の発展は望まれません。
最初は、資金力のあるチームからの反対意見も多かったようですが、野球界の発展のためには必要だという議論になり導入に至ったようです。
ドラフト制度を導入することにより、チーム力の均衡を図り、互いのチームで闘争心を燃やしながらチーム力を上げて行く、
ことが野球界の発展につながるという考えになったのはとても自然なことだと思います。
毎年同じチームと戦うプロ野球では、まず公平な選手補強のためにもドラフトは必要不可欠ですよね。
戦力の均衡化は図るため
ドラフト制度が導入されてから、戦力が均衡になったかと聞かれたら、
素直にはいと言えるかはわかりませんが、各球団に平等に指名できる権利は与えられたと思います。
やはりどんなことをしても完璧というのは難しいですが、お金があるチームが強くなるというマネーゲームではなくなっていると思います。
平等に新入団選手を得られるチャンスが与えられているこのドラフト制度はとても大切ですよね。
チームの活性化
なぜプロ野球にドラフトがあるのにない競技がある?
ドラフトそのものの意味として、プロ野球やNBAなどのように毎年同じチームが戦うスポーツでないと取り入れられません。
例えばJリーグであれば、J1やJ2など区分が違いますよね。毎年入れ替えもあります。
新入団選手がJ1とJ2ではやはり待遇は違くなってしまいますよね。
しかしながら、降格や昇格があるため、それぞれのチームで毎年どうにかして強くしていき、
上のリーグへといく、常にトップを争うためにどうにかして選手を集め、強くしていくわけですので自然と活性化されていきますよね。
しかし毎年同じチームで戦うプロ野球であればどうでしょうか。
資金の差=チーム力となってしまいますよね。
そうなれば同じチームばかり強化されてしまい、見ていてもあまり面白くありません。
熱い意思をも変え、人の人生を変えていきます。
やはりプロ野球のドラフトは発展させる、盛り上げるためには必要不可欠ですよね。
今年そのドラフトで指名された、プロ野球への切符を勝ち取った選手がどんな活躍をしていくのか、これから注目していきましょう!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。