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インフルエンザの季節…小さなお子さんがいらっしゃると、保育園や幼稚園からもらってくるんじゃないか…インフルエンザかからないことを願うけど、こればっかりはどうしようもないよな…と思う方も多いと思います。

結論から言うと、インフルエンザの予防接種は受けていたほうが良いです!

インフルエンザの予防接種を受けることにより、インフルエンザ自体を予防することはもちろん、インフルエンザよりも恐ろしい合併症を防ぐこともできるからです。

今回は子供のインフルエンザの予防接種について詳しく説明していこうと思います。

子供のインフルエンザ予防接種は必要な理由は合併症にあり!

子供はインフルエンザの予防接種はしたほうが良いのでしょうか?

インフルエンザの予防接種は任意だし、料金もかかるから受けなくて良いのでは?

そう考える方もいるかもしれませんが、子供のインフルエンザの予防接種は受けていたほうが良いです!

その理由を述べますね。

インフルエンザの感染予防はもちろんですが、もう1つ予防接種が大事な理由があります。

それは合併症の予防です。

5歳以下のお子さんの場合、インフルエンザは重症化になりやすいですし、合併症も引き起こしやすくなってしまいます。

インフルエンザの予防接種を受けることで約7割ほど感染を防止出来ると科学的にも証明されているのです。

たとえインフルエンザにかかってしまっても、症状は軽い程度で抑えられます。

また、合併症も引き起こす頻度が下がりますので、お子さんの身体を守るためにも予防接種は受けておいたほうが良いでしょう。

インフルエンザの合併症とは?

インフルエンザにかかり症状が重症化すると、肺炎、中耳炎、インフルエンザ脳症、心筋炎、ライ症候群、気管支炎を引き起こしてしまう場合があります。

中でも、インフルエンザ脳症とライ症候群、心筋炎は特に危険です。

インフルエンザ脳症は意識障害を引き起こしてしまい、発症した時は入院治療が必要となります。

症状としては、言葉や行動など普段とは異なった異変が現れます。

5歳までに発症する場合が多いので、インフルエンザになってしまった場合は注意深く、見守ることが大切です。

ライ症候群は稀な病気ですが、インフルエンザに感染し、アスピリンを服用した場合、急性脳症、肝臓の脂肪浸潤を引き起こします。

心筋炎は、インフルエンザや風邪の症状に加え、胸の痛み、呼吸困難、失神、動悸、息切れ、めまいなどの症状が現れます。

心筋炎になると、心臓のポンプ機能の低下や危険な不整脈など、心臓の動きに異常が出てきます。

どれも生命に関わる危険性がありますので、
おかしいと思ったらすぐに小児科にかかりましょう。

予防接種の効果と接種回数

予防接種の効果は先程述べた部分もありますが、期間にして考えると、どれぐらい効果があるのでしょうか?

また年齢によってワクチンの接種回数も変わってきます。

それぞれ見てみましょう。

効果はいつ頃から出る?

予防接種を受けてから抗体が出来るまでに約2週間ほどかかります。

なので接種後2週間経てば抗体が出来てワクチン効果が出てくるでしょう。

そしてこのワクチン効果が持続するのは年齢によって異なりますが大体3ヶ月~6ヶ月ほどです。

インフルエンザが流行するのが12月~2月頃なので、目安としては10月中にワクチン接種するのがおすすめです。

13歳未満は2回接種が必要

インフルエンザの予防接種は生後6ヶ月から可能であり、13歳未満の方は2回接種が必要です。

子供は産まれてからの年数が短いので、多くの抗体を得るために2回接種しなければならないのです。

13歳未満の方は1回のみの接種だとワクチン効果は3ヶ月ほどで切れてしまう可能性があります。

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なので2回接種することで6ヶ月効果が持続し、ワクチン効果が大いに期待出来るのです。

13歳以上になるとワクチン接種は1回で大丈夫です。

2回目はいつ接種する?

先程ワクチン効果の記事で述べた部分と重複する部分もありますが、ワクチンの効果は接種後3ヶ月~6ヶ月です。

1回接種後2~4週間後に、2回目のワクチン接種を行います。

これは1回目のワクチン接種により、効果がピークを迎えているときに2回目のワクチン接種を行うことで、効果をピーク時のまま持続させることが出来るからです。

誰でも接種出来る?副反応は?

インフルエンザの予防接種を受けさせようと思っても、中には接種出来ない場合もあります。

お子さんはインフルエンザの予防接種が出来るのか、どのような副反応があるのか、事前に調べておきましょう。

ワクチン接種後のアレルギー反応などは要注意です。

卵アレルギーでも接種できる?

インフルエンザのワクチンに卵が入っているから卵アレルギーだとワクチン接種が出来ないのではないか?というのは、耳にした方も多いかもしれません。

実際どうなのでしょうか?

答えから言うと、卵アレルギーでも接種は可能です。

私も2歳の子供がいるのですが、インフルエンザの予防接種を受けさせる際に、卵アレルギーかもしれないと病院に伝えましたが「接種は可能です」という返答でした。

インフルエンザワクチンは鶏卵から作られているので卵白の成分が入ってしまうようです。

しかし、それは本当僅かに微量なのでアレルギー反応は出ないらしいです。

インフルエンザワクチンに含まれる卵の成分量が、アレルギー反応を起こす数値まで達していないとのこと。

卵アレルギーでもワクチン接種は可能なんです。

副反応はある?

インフルエンザの予防接種後によく起こるのは、腫れ、痛み、赤みです。

あとインフルエンザにかかった時のような、寒気、倦怠感、発熱なども起こることがありますが、いずれも3日前後で治まってきます。

しかし中には、アナフィラキシーショックが起こる時があります。

ワクチンに対するアレルギー反応です。

アナフィラキシーショックは接種後すぐに症状が出ます。

よく子供の予防接種に行き、接種した後「30分は院内に居てくださいね」と言われるのも、これが理由です。

予防接種後はお子さん様子に変わりがないか、よく見てあげて下さいね。

接種出来ない場合はある?

インフルエンザワクチンは基本的に希望があれば接種可能ですが、中には事情により接種が出来ない場合があります。

・接種当日に熱が37.5度以上ある場合

・重篤な急性疾患にかかっている場合

・予防接種によりアナフィラキシーショックを起こしたことがある場合

・インフルエンザの予防接種で、接種後2日以内に発熱のみの症状が出た場合

・インフルエンザの予防接種で明らかなアレルギー症状が出た場合

・過去に免疫不全の診断がされている場合

など医師から見て、接種不可能と診断された場合はワクチン接種は行うことが出来ません。

まとめ

いかがでしたか?

インフルエンザに感染するとインフルエンザだけでなく、合併症の危険性もあるのです。

合併症は生命にかかわる危険性があります。

大切なお子さんに何かあってからでは遅いです。

インフルエンザの予防接種をしておらず、インフルエンザに感染し、合併症を引き起こしてしまった…あの時、インフルエンザの予防接種をしていれば…と後から悔やんでも悔やみきれません。

お子さんに何かあった後に処置をしたり、助けるために頑張ってくれるのは医師ですが、その前に予防接種を受けるかどうか、決めるのは親であるあなたです。

まずは予防接種でお子さんを守りましょう。

接種可能であれば、インフルエンザの予防接種は受けることをオススメします!

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