土曜よる10:00 2015年6月6日(土)の NHK SWITCHインタビュー 達人達(たち)に桂由美さんと美容家のIKKOが出るのを見たのでそう言えば桂由美さん何歳になられたのだろう?ご主人は居たっけ?いつもターバン巻いてるけど?なんで?そう思って調べてみました。
桂由美さん ブライダルファッションデザイナー
年齢 83歳
以前は年齢を秘密にしていたみたいですけど、最近は公開していますね。
アーティストに年齢はいらないと思いますが、ホントにいつまでもお若いです。
私の母と同じくらいの年齢です。
子供の頃、誰にでも経験あると思いますが、女性はみんなお姫様がドレスを着た絵を書いた事があると思います。
それをずっと持ち続け、少女のままの気持ちで、ウエディングドレスをデザインして作り続けている桂由美さん。
ご自分の結婚はどうだったんでしょう?
まずは経歴から見て見たいと思います。
共立大学を卒業してからフランスへ留学されています。
1964年に日本で初めてのブライダルのファッションデザイナーとして活動して来ました。
1969年にNPO法人のブライダル協会を設立しています。
1987年パリで初のコレクションを開催
押しも押されぬ ウエディング界のレジェンドと言われています。
1970年台は森英恵やコシノジュンコといった日本のファッションデザイナーが有名でした。
今はその子供さんたちが活躍していますけれど、戦後の高度成長期にはみんながこぞってオシャレを
楽しんだ時代です。
Contents
婚期逃した?
1972年に元大蔵省の官僚だった結城義人さんと結婚されました。
結城さん53歳で桂さんが42歳の時です。
やっぱり人の結婚衣装を作るのに自分のは後回しになっていたんですね。
お子さんはいません。
晩婚だったから仕方ないですね。
その分たくさんの人のドレスを作って幸せのお手伝いをしてきたのですから立派な方です。
ご主人の結城さんは、還暦を過ぎてから司法試験に挑戦して受かったくらいの努力家です。
頭の良い優秀な人だったんですね。
残念なことに1990年に、すでにお亡くなりになっています。
桂由美さんは結婚されてからも精力的に仕事をされ高い評価を得ていますので、信頼できるご主人の支えがあったんですね。
ウエディングドレス
私の若いころは桂由美デザインのウエディングドレスに憧れたものです。
一応私もウエディングドレス着ましたけれど、レンタルの安いものでした。
今は殆どが結婚式はウエディングドレスが主流ですが、40年前までは文金高島田に・白無垢が多かったですよ。
でも高価でウエディングドレスの方が安かったからね。
桂さんの話では、洋装になってきたのは、イギリスのチャールズ皇太子がダイアナ妃と結婚した時に挙式が、テレビで放送された頃からだそうです。
数々の芸能人が桂由美さんのドレスを着て結婚式を挙げられています。
どれも皆その方の個性にあったデザインばかりでとても素敵です。
最近印象に残っているのが、俳優の勝野洋さんとキャシー中島さんの娘さんが結婚した時のエピソードが母親のキャシー中島も桂由美さんのウエディングドレスを着たので「私も!」といって娘さんもお願いしたそうです。
親子2代で桂由美さんのドレスを着て結婚式したのですから、どんだけ~長くブライダルに関わって来たか判りますね。
桂由美さんがウエディングドレスにこだわるのに特に理由があるのか調べると、単純にドレス作りが好きだからとおっしゃっていました。
勝野雅奈恵 ウエディング
他の服と違ってウエディングドレスは一生に一回くらいしか着ませんから儲からないとかも。。。
そうかもでもドレスが好きだから続けてるんだ。
判るような気がします。
私のような年代でも、たまにはドレスを着てお姫様気分になりたいですものね。
桂由美さんは芸能人の衣装も多く作っていて、紅白歌合戦の水森かおりさんの衣装も手がけています。
覚えている方もいるかもしれませんが、無形文化財の紙の衣装でバラやあじさいの花が付いてて、ダンサーがそれを剥がしていくと今度は羽衣のようなドレスの裾が広がる凄い衣装でした。
その時に「第2の小林幸子?」と思ったのを思い出します。
他にもミキモトパールと協賛で作ったドレスがギネスに載っていて、ギネスドレスと話題になりました。
着なくて良いから、一度で良いから本物見てみたいですね。
ターバンの秘密?
着てる服とほぼお揃いの生地で作っておしゃれですね。
何か秘密でも在るのかしら?
髪が薄いとか?
一節には黒柳徹子さんの真似をして、何かトレードマークあったほうが良いと思ったとか有りますけれど、本人のインタビューで。
たいした秘密でも理由でもないんですよ。人を綺麗にすることは仕事だし、美しいウエディングドレスをつくることは自信がありますけれどね。でも、私自身に関しては職人だと思っていますから、なるべく手間のかからないようにしたいんです。
ターバンは簡単なんですよ、かぶれば済みますから、髪の毛が少しくらいのびたって大丈夫ですし。
私みたいにデザインと経営を同時にやっている忙しさの中では、美容院に行く時間を減らすための工夫だった訳です。
それだけなんですよ(笑)
引用
とありました。
なんだそうなんだ、でもさすがファッションデザイナーですね。
それをおしゃれにしてしまうのは、母と同じ年代だわ
服に飾るアクセサリーがない時に庭の薔薇を胸にさして、ブローチの代わりにするような知恵ですね。
恐れ入りました。
もう20年くらい被ってるそうです。
100個近く持ってるとか。
萬田久子さんおしゃれで書いている彼女の帽子みたいですね。
恋人たちの聖地
今桂由美さんは少子化対策の一環として、これから結婚するカップルの為にデートスポットを作っています。
それが恋人たちの聖地で全国に若い人達が結婚する機会を増やそうと頑張っています。
もう5年で108箇所在るようです。
海外にも作ってるみたいですよ。
世界中にできるかも知れませんね。
親善大使に仮屋崎省吾さんもいます。
彼も独身だよね。。。
毎年6月の第一日曜日をプロポーズの日になってるようです。
その日を記念して「プロポーズの言葉コンテスト」が行われています。
今年の大賞に選ばれたのが
「今は不良債権だけど、これから当たりの宝くじになるかもしれない。 もらって。」というプロポーズをした大阪府の女性に最優秀賞を贈ることにしました。
受賞の喜びを「彼に投資して貰えるよう、がんばります!」と話し、会場の笑いを誘っていました。
最近は男性彼でなく女性からのプロポーズも多くなって来ているようですね。
時代の流れかしら。
又最近結婚式を挙げるカップルが減って来ているようで、「地味婚」とか「ナシ婚」なんて言葉も生まれるくらいです。
それを地域ぐるみで応援するプロジェクトも作っているみたいで、経済的に大変で結婚式を挙げる事が出来ないカップルを応援しています。
長くなったのでこのへんで最後まで読んで頂いてありがとうございました。
2016年1月30日の琴奨菊の結婚披露宴で奥様の祐未さんのウエディングドレスをデザインしたのも桂由美さんです。
とてもかわいらしくて、思わず大関琴奨菊も「ほれてまうやろー」と照れていましたね。
幸せになりそうな予感のするドレスでしたね。