Pocket

公開初日に観て来ました!映画の感想とネタバレを少しだけ書いています。映画を観る予定の人はスルーしてね。

佐藤浩市が積んでいたロケ地の石塀は本物でほんとに今もあるのかしら?調べて見ました。場所も見つけて書いています。

本物で今でもあったら公開するのかな?行ってみたいです。
映画「愛を積む人」のロケ地美瑛は私が住んでる北海道の中で最も好きな場所!

それがロケ地になってるというのでぜひ見て見たいと思い楽しみにしていました。

早速初日の上映に行って来ました。aitumu

思ったより混んでいなくてがっかりでしたけれど、ぜひ皆さんにも見ていただきたい素晴らしい映画でした。

映画「愛を積むひと」は 原作が外国の小説でエドワードムーニー・Jrの小説「石を積む人」です。

Contents

Sponsored Link

映画のあらすじ・ネタバレ

東京の下町で鉄工所を営んでいた篤史と良子の夫婦は、第二の人生を大自然に囲まれた美しい土地で豊かに暮らそうと、北海道の美瑛町へ引っ越してきました。

住み始めた家は、以前外国人が住んでいたので、とてもおしゃれな一軒家です。

妻良子の方は、ガーデニングをしたり、家の内装を変えたりと二人の生活を楽しんでいましたが、

夫の篤史は元職人だったので、何をしたら良いかわからなくて、毎日暇を持て余していました。

それで良子は長年の夢だった石塀作りを夫に頼みます。

しぶしぶ引き受けた夫は手伝いに来てくれている青年と一緒に石塀を作ります。

その青年はこころに何かを秘めた口数の少ない青年でしたが、次第に良子の計らいで一緒に食事をしたり、お風呂に入って帰るようになりました。

そんな時に青年の昔の悪い仲間が訪ねてきて、二人で篤史夫婦が留守の間に家に押し入り、金目の物を物色中に良子が帰ってきて、見つかりそうになったので、良子を押し倒して逃げてしまいました。

その時に良子が足をくじいてしまい怪我をします。

そのことで、青年は友人にそそのかされたとは言えやってしまったことに悔み、彼女に頼んで家事を手伝ってもらうようにしました。

二人で篤史夫婦の家を訪れ共に過ごします。

良子はその娘に、離れて住む娘の面影をみます。

幸せな日は突然に終わってしまいます。

良子は自分がもう長くないと言うことを知っていて、自分がいなくなった時の事を心配して、彼女に手紙を託していました。

手紙には妻の想いがたくさん詰まっていました。

篤史はその良子の想いを知って、周りとの交流をするようになり、他の人や娘との距離も縮めて行きます。

石塀を完成させるために石を積んで行く過程で、篤史も少しずつ変わって行きます。

厚夫婦の姿を見て、若い二人も今愛する人の大切さも気が付くというストリーでした。

これ以上のネタバレは辞めて置きますが、素晴らしい映画でした。

感想

泣いて泣いて来ました。

お化粧が取れるのも忘れて、思い切り泣いて来ました。

手紙って泣けちゃいますね。

主演の佐藤浩市さんも実の奥さんに手紙もらって泣いたらしいけれど。

亡くなった後に残された手紙を読むのって辛いよね。

少し残酷な気がしました。

ましてやいつまでも生きてると思ってる最愛の人が急にいなくなるのですから、辛いですね。

ロケ地公開

ロケ地の美瑛ですが、映画で使用された家は美瑛町から寄付されたもので、5ヘクタールもあるそうで映画のために本建築で建てられたものだそうです。

美瑛は北海道でも第2の街旭川とラベンダーで有名な富良野の中間にあります。

富良野は北の国からでお馴染みですよね。

又ドラマ「風のガーデン」のロケ地でもあり、今でも残っています。

美瑛や富良野はとても美しいところです。ie

石塀は本物の石で出来てるそうで、樋口可南子さんの夫、糸井重里さんと佐藤浩市さんの対談で話しています。

映画の贅沢・ほぼ日刊イトイ

ぜひロケ地が公開されたので今度行って見たいと思います。

ロケ地が公開されています。場所はこちら

旭川空港からなら15分でいけますよ。

羽田や名古屋から毎日往復便も出ていますので、ぜひいらして見て下さい。

夏の北海道は最高です。

原作者エドワードムーニーさんも、一度行って見たいと映画を観た感想を語っています。

日本の皆様へ

アメリカからご挨拶いたします。
6月20日より私の小説「石を積むひと」原作の映画が、日本で公開されます。準備に何年もかけ、ようやく映画化となりました。愛情と努力の年月でした。
完成した映画は、英語字幕で何度も見ました。その映画について皆様に伝えたいことがあります。

一言でいうと「I love this movie」です。
泣いて、笑って、この映画のすべてに共感しました。

スタッフ、キャストの皆さんは、私の物語の核心を見つけてくれた。欠点や弱さに関わらず愛に気づいた人々の物語。だから多くのシーンが私の心に響きました。私の中で、主人公の篤史と良子が深く繋がっています。あらゆる点で、私自身が篤史自身なのだと。

この映画を見終わった時、私からあなたに宛てたこの手紙を思い出してくれると嬉しいです。皆様もきっと、私と同じ気持ちになってくれることでしょう。日本公開時には、原作のモデルとなった私の愛妻・キャリーも海の向こうのアメリカで真珠のネックレスをしています。
本当にありがとう。いつか近い将来、日本の美瑛町を訪れ、映画で見た、あの美しい石塀に触れてみたい、この手で涙と共に。この映画は私に大きな喜びをもたらしてくれました。
私は日本という国に、すっかり心を捕らえられてしまいました。

2015年6月15日
EDWARD MOONEY, JR.

http://ai-tsumu.jp/comment.html 引用

ぜひ恋人や大切な人と映画を見にいらして下さい。

では最後まで読んで頂いてありがとうございました。

Sponsored Link