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カンブリア宮殿を見ていたら次回龍角散の社長藤井隆太社長が出るというので調べて見ました。なんと介護でよく使ってる服薬ゼリーが世界初の製品で海外でもよく売れているというので開発秘話も調べて見ました。
介護の現場で高齢者が良く使っている咳止めに龍角散がありますが、常備薬のように置いてあり、少しでも咳をすると、飲んでいます。

まさしく『ゴホンと言えば龍角散』その感じです。03-07

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のど飴市場では全国1位

龍角散は今や中国や台湾の人たちが観光で訪れた際にもドラックストアーで爆買いしているようです。

したがって、のど飴市場では全国1位だそうです。

中国って大気汚染で喉には悪そうですものね。

だから飴が売れてるのかな?

それに友人の中国人に聞いたら、日本の製品は安心できるというので、他の健康食品も買って送ってるそうです。

私も喉が弱いので、龍角散のど飴はいつも愛用しています。

私の好きな白桃味はいつも品切れです。

そんな龍角散ですが、一時は倒産寸前だった事があったようです。

それを立て直したのが、現在の社長の藤井隆太さん。

少しその人柄に触れて見たいと思います。

龍角散は秋田で生まれた?

佐竹藩の大名佐竹家の藩主が喘息だった事から御典医の藤井源淵が処方した漢方薬で、三代目の正亭治が治療の為に改良したとされています。

そんなに昔からある薬だったんですね。

世界初服薬サポートゼリー誕生!

漢方薬って飲みづらいという印象無いですか?

介護の現場でも良く漢方は処方されますが、飲んでいただくのに一苦労していました。

子供にもそうだったと思いますが、良薬口に苦しと良く言いますけれど、嫌なものは嫌ですよね。

そこで開発されたのが服薬ゼリー始めて使用した時には感動したものです。

薬に良く混ざるし嚥下状態の悪い人にも飲ませ安く、嫌がらずに飲んでもらえました。

それにパウチになっていて、少量ずつ使えるのは画期的だと思います。

世界特許

服薬ゼリーは世界で特許を取っています。

以外にどこも開発していなかったんですね。

これは開発者に感謝です。

龍角散は冒頭にも書いたように江戸時代創業ですが、一時は倒産寸前だったようです。

それを立て直したのが、現在の藤井隆太社長です。

藤井隆太社長はフルートはプロ?

画像藤井隆太

藤井隆太1959年東京生まれで現在(56歳)

龍角散の8代目社長です。

桐朋学園を卒業後小林製薬に入社

94年に龍角散に入社

95年に社長になり『おくすり飲めたねをヒットさせます。

音楽好きで幼少の頃から良くクラシックを聞いて育ったそうです。

その時に音楽に聞き惚れている姿を見て両親が「この子はバイオリンが好きに違いない」と習わせて3歳の時にはもうヴァイオリンを弾いていたそうです。

10歳になった時にフルートを吹き始めて「どうせやるならプロを目指せと」と桐朋学園の音楽高校に入学させてもらったそうです。

大学はこちら桐朋学園芸術短期大学

7代目の父康男さんもピアノやフルートを演奏していたそうです。

その頃にはもう龍角散室内管弦楽団の演奏会はあたのですね。

妹さんも音楽家だそうです。

二人共フランス留学されています。

もちろん藤井隆太社長も大学を卒業してからフランスへ1年間留学されています。

帰って来られてから、中高生のオーケストラを教えたりもされていたようです。

そして経営陣が遠い親戚だった小林製薬に入社します。

又自分の会社ではなく同系の会社に就職?

プロとして交響楽団などもあったのに、敢えて音楽以外の道で自分を磨いて見たかったようです。

素晴らしい発想ですね。

小林製薬で2年間営業なども担当してスキルを上げたようです。

そして8年三菱化成で働いている時に父親に請われて、家業の龍角散へ入社しました。

34歳の時ですよ。

そして1年後には社長になって当時42億円もの負債を抱えていた会社を立て直しました。

それにはお薬飲めたねと言う服薬ゼリーを出したのです。y10757_06-01

他の会社で営業も経験した藤井隆太社長の発想ですね。

龍角散はのどの薬でそれに特化した製品を販売し、その薬を飲みやすくした方法は大きく社会に貢献できるものでした。

開発は大変だったようです。

失敗したら家や財産を売って自分が全部買い取るとまで言い切ったほどだそうです。

簡単には行かなかったようですよ。

当時は社員はまさか老舗の会社が潰れるとは思ってもいなくて、新商品の開発に反対だったそうです。

それが今年に100万個も売れて、若いお母さん達から薬を飲んでもらえなくて育児ノイローゼになりそうだったので治りました。とかの声も聞こえるまでになって、社員も社会に貢献する喜びを感じてもらえるようになった事が嬉しいとコメントにありました。

藤井隆太社長は老舗の跡継ぎで在りながらも、フルート奏者として努力して小さいけれどフランスのコンクールで優勝した経験もあり、努力の結果を知っていたからこそ、絶望しないで戦って結果を出してきたのでしょうね。

大好物が庶民的な立ち食いそばらしいです。

大学時代駅のホームの整理のアルバイトをして終わった後食べた味が忘れられないからだそうです。

社長にはまだ夢があるそうです。

龍角散は日本の5倍も海外で売れてるそうです。

ですからもっと日本の伝統の薬を海外に広めていく仕事がしたいと語っていました。

素晴らしいですね。

まとめ

私も調べて行く上で日本の伝統的な薬が海外でも大きく評価され、服用されていることに誇りを感じる事が出来ました。

又私自身夢は努力すればきっと叶うを学んだような気がします。

今後の龍角散の発展を心からお祈りしています。

今日は最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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