小惑星探査機「はやぶさ」がスイングバイするとニュースにでていたのでスイングバイしてどこへ向かうのか調べたら「リュウグウ」ですってどんなところで何しにいくの?
リュウグウって言う名前の由来など調べてみました。
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はやぶさ2とは
小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として開発された小惑星探査機のことです。
「リュウグウ」への着陸およびサンプルリターンが計画されています。
なるほど、小惑星を探索するためのものだったんですね。
昨年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
一年後の2015年12月3日、「リュウグウ」ヘの軌道投入に成功しています。
予定では、2018年夏に「リュウグウ」に到着し約18か月間滞在し、岩石試料を採取し2020年末に地球に戻ってきて試料が入ったカプセルが届く予定なんだそうです。
6年間に及ぶ長旅なのですね。
無事に戻ってきてくれることを願うばかりです。
では、目的地である「リュウグウ」とは一体・・・?
由来は昔話?
リュウグウとは小惑星1999JU3の名前なのです。
どうしてそのような名前が付けられたのかが気になり調べてみることにしました。
この小惑星1999JU3の名称募集があったのですって。
皆さまご存じでしたか?
国内外から7336件もの応募があり「Ryugu(リュウグウ)」に決定したのだそうです。
小惑星の名付け親となれたかもしれないのに参加できなくて残念です(泣)
もちろん昔話の浦島太郎に出てくる「竜宮城」です。
名称案選考委員会の委員長、高柳雄一さんは選定理由を明らかにしています。
・「Ryugu」という名は世代を超えて小さい子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで浦島太郎の昔話を思い出す名称であること。
・浦島太郎の話では最終的に「玉手箱」が登場し、開くと白い煙が出て来るという結末ですが、はやぶさ2も小惑星の岩石試料のサンプルをカプセルに入れて持ち帰ります。
そのサンプルは地球環境に汚染されればそれこそ白い煙で終わってしまいます。
つまりなんの収穫も得られなかったということになりかねません。
・今の科学技術でそれを防ぎ綺麗な状態でサンプルを持ち帰り分析することを可能にした、生命の起源にかかわる貴重な試料を持ち帰るということから「竜宮」という名前が相応しいということになったのだといいます。
・1999JU3は水をふくむ小惑星です。
「竜宮」もまた海の底にあり水と深くかかわっていることも理由の一つだそうです。
・さらには既存の小惑星の名称に類似していなければならないこと、神話由来の名称でなければならないという国際的な条件もクリアしています。
ちなみに小惑星の名前の分類は、日本神話のほかに、地名、人名生物名などがあるようです。
なんだかおもしろいですよね。
2020年Ryuguからの「玉手箱」は一体何が入っているのでしょうか?
期待が高まるばかりです。
まとめ
「はやぶさ2」は小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として開発された小惑星探査機で2014年12月に打ち上がられました。
そして2015年12月3日 地球の重力を利用して軌道修正して、小惑星リュウグウへ向かって旅をしています。
そのリュウグウという名前の由来は浦島太郎の物語に出てくる竜宮だそうです。
帰還予定は2020年に無事に帰って来て欲しいですね。
おみやげが楽しみです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。