http://www.a-steady.com/引用
卒業シーズンが刻一刻と近づいてきています。卒業式の女性の正装は、やはり袴ですよね。
最近では小学校でも女子は袴が多くなってきていますね。
そんな袴に合わせるのは足袋と草履でしたが、最近はブーツが主流でおしゃれだといわれるようになってきています。
ブーツには靴下は変ですかね?やっぱりタイツ?どうなのかお悩みの方に向けて調べたので書いてみたいと思います。
Contents
袴にブーツは大正時代から。。
袴にブーツを合わせるようになったのは一体いつからなのでしょう。
大正時代の女学生が袴を着用する際、寒さ対策で草履ではなくブーツを履いたのだそうです。
また大正時代に着物で自転車に乗る女性たちがそのような装いをしていたなんて話もあります。諸説あるようですが、一貫しているのは大正時代に始まった文化だということですね。
てっきり最近の恰好なのかと思っていましたが、女学生の着物、袴、ブーツ、日傘なんていうスタイルはTVで見かけたことがありました。
袴に草履で女の子らしく歩いている女性はかわいらしい印象ですが、ブーツを履いて颯爽と歩いている卒業生はなんだかかっこいいですよね。レトロな雰囲気も漂います。
合わせる小物によって、現代風にもアレンジできますので、いろいろな楽しみ方ができそうです。
また、卒業式の日に万が一雨が降ってしまった場合や寒かった時などブーツの方が防寒にもなり、汚してもそんなに気になりませんのでお勧めなのです。
では卒業式で袴とブーツを着こなすにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
少し詳しく紹介していきたいと思います。
ブーツを選ぶコツは袴を選ぶ前に。。
まず最初にブーツを選ぶなら袴を選ぶ前にするのが良いでしょう。
草履なのかブーツなのかによって、袴の着付けが若干変わります。
草履の場合ですと足袋が隠れるくらいなので低めの位置で着付けますが、ブーツの場合はそれよりも高めの位置で着付けを行うので注意が必要です。
ブーツなのに低い位置で着付けしてしまうとなんとも恰好が付きませんからね。
ブーツの長さですが、大正時代のイメージにしたい場合は前で編み上げてあるショーブーツがおすすめです。レトロな感じでまとめることができるでしょう。
ヒールはピンヒールのような細いものは避け、太めの5~7cmくらいのものが妥当のようです。
長時間歩いたりすることが考えられる場合はあまり高いヒールはお勧めできません。
また、足首のきゅっと締まったブーツならスタイルよく見せてくれますよ。
女の子ならではの楽しみですね、わくわくしてきました!
残念ながらとっくに卒業しているのですがね・・・
ブーツの色は茶色が定番!?
さてブーツの色ですが、黒や茶色などの暗めの物にするのがベターのようです。
黒だと引き締まった感じになりますが、茶色ですと、黒よりもすこし柔らかい印象になります。
最近の女の子はあえて茶色のブーツを合わせる方が多く定番化してきているみたいです。
http://www.beppin-hakama.com 引用
ブーツには靴下?タイツ?
ブーツや袴の色に合わせているのであれば、靴下でもタイツでもどちらでもよいでしょう。
ブーツから見えることはほとんどないと思いますので、それほど気にすることはないと思いますが、無難なのは黒系の靴下やタイツだと思います。
ブーツを脱ぐ場合に、靴下だと一緒に脱げてしまう可能性があるのでタイツの方がよいのかもしれませんね。
まとめ
大正時代から組み合わせられてきた袴とブーツ。
定番なのは黒や茶色の前で編み上げられたショートブーツです。
ヒールは太めでたかさはほどほどにしておきましょう。
中に履くのは黒系の靴下やタイツで十分です。
歩きにくそうな草履よりも皆さんの履きなれているブーツの方が疲れにくいと思います。
凛とした装いでお世話になった先生方に感謝の意を込めて望みたいものです。最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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