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猫
4/24に放送予定の情熱大陸は「猫専門の病院で猫だけを診察し続けて10年という獣医師の服部幸さん」が登場します。

最近は猫ブームで猫カフェも人気ですよね。

飼育頭数は犬を上回る勢いです。

でも、だからといってこの10年間猫だけ診てて果たして経営として成り立つのかという疑問もわくなか、「違う生き物を一つの病院で診ている方が不思議だ」と言い、猫だけをひたすら診察し続ける獣医師の服部先生を番組では紹介します。

Contents

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猫専門クリニックを開業した理由は?

大学を卒業後、勤務していた動物病院で、手術を終えた猫がすみっこの方で小さく伏せていたそうです。

犬は猫が一緒でも気にならないようですが、猫は本能的には犬の気配を感じると自分の存在を隠すことをします。

痛くても怖くても声を出さずにじっと耐えるそうです。

その様子を見て、ずっとストレスを抱えていたのでは治る病気も治らないのでは?と考えるようになり、そんな時病院に勤務して2年半たった2005年に、猫専門病院がオープンすることになり院長として就任することになりました。

他の動物がいないと猫がリラックスして、術後でもお腹を出して気持ちよさそうに眠る様子を見かけ、猫専門の病院の必要性を確信したそうです。

服部さんは獣医の大学を卒業していますが、もともとは獣医学者を目指していたそうです。

ところが、大学で病理学の教授と出会ったことがきっかけで現在の道に。

服部さんによれば、猫はとても敏感な動物で他の動物がいるとストレスを感じてしまうそうです。

猫の健康と幸せを第一にに考え、病気の予防や治療をするにあたって病院そのものがストレスにならないような病院を作りたいという強い思いから、。

待合室や診察室、入院室に犬の鳴き声や臭いがあるのは猫にとって大きなストレスなので犬の気配がしないことで猫がリラックスできる環境をと考え開業したそうです。

「動物病院として猫に特化する事で、猫の専門医療を提供する。」ことが「東京猫医療センター」のコンセプトなのだそうです。

どんな診療の仕方?

セカンドオピニオンで飼い主が緊張した状態での来院が多いため、リラックスしてもらうために、まずは猫の性格や家族構成、どのような治療をしてきたのか、どのようなお薬をのんでいたのかなどの問診をします。

理想の診断は猫の花先から足のつま先まで芯量することですが、猫の性格によりすべて診られないこともあるため、問診がとても大切な判断材料となるとのこと。

また、診療計画で重視しているのは、猫の生活環境。それにより薬の処方も変わるし、飼い主が求めている内容でも治療方法は変わってきます。

良い悪いということではなく、猫も飼い主も幸せになる治療のために問診の重要性を説いています。

さらに小動物の悪性腫瘍を直接治療することを目的とした「スーパーライザー」を導入。

これは部位にもよりますが、全身麻酔を使わずに使用できるケースが多く、負担が少ないため、手術をしたくないとか、高齢で麻酔がかけられない等の場合には、第4の治療法として注目されているこの光線温熱療法が選択可能です。

猫はとても我慢強く、病気になっても痛みや辛さを抱え込み限界まで隠してしまうため、症状が出てしまった時には病気が進行している事も多いとのこと。

早期発見、早期治療が病気から猫を守る第一歩で、定期的な健康診断をすすめています。

可愛い猫を見ると、つい「抱きしめて頬ずり、急に抱き上げる、大声で名前を呼ぶ」など、ネコ好きはやってしまいがちですが、実は、ネコはこういうのが大嫌いみたいです。

猫のスペシャリストが日ごろのケアや飼い方のアドバイスを幅広くトータルにしてくれます。

また、「病院で入院するのが必ずしも一番よい治療ではないのです。その猫ちゃんと飼い主様に合った最善の治療を一緒に選択して行きましょう。」とも言っています。

入院することでストレスを感じてしまうことがあるかもしれないので、猫に合わせて在宅での治療と往診での診療も組み合わせ、オーダーメイドのプランもあるそうです。

クリニックの特徴は?

病院であることを忘れるようなリラックスできる空間にこだわったそうです。

1階の待合室は光がたくさん入るようなガラス張りにして明るい気分になれるインテリア、診療室を2階と3階にわけて診療を受けている子の声が待合室にいる子に聞こえないようにしています。

2階に診療室が3つあり、窓に面して明るい診療室、窓がなく落ち着いた診療室、それぞれ猫の性格に合わせて案内してくれます。

注射器を見ただけで不安になる飼い主がいることから、猫にもその緊張感が伝わらないよう配慮して診療室の中に医療器具を設置していません。

また、「東京猫医療センター」というだけあって、HPの診療案内には「対象動物を猫のみとさせていただきます」と明記されています。

○東京猫医療センターの交通アクセス

〒135-0004 東京都江東区森下1丁目5−4
電話 03-6240-2271

(車で行くには)
森下駅前交差点より100m。

(電車で行くには)
都営新宿線と都営大江戸線が乗り入れる森下駅のA7出口より徒歩1分。

都営新宿線を利用:本八幡よりの車両に乗ると改札まで近くて便利。

都営大江戸線を利用:1車両目に乗ると改札まで近くて便利。

診療時間
午前9時~12時、午後4時から7時
水曜日休診
日曜・祝日診察。往診には要相談。

1.獣医師は男性・女性ともいるため、男性が苦手な猫や女性が苦手な猫に対し、受付に申し出ると対応してくれるそうです。

2.電話でのセカンドオピニオンにも対応してくれるそうです。

3.日頃猫の行動について心配なことは連絡すれば、カウンセリングを行ってくれます。

4.「にゃんにゃくどっく」という猫用の健康診断パックが各種そろっています。

トライアルプラン、ライトプラン、スタンダードプラン、デラックスプラン、スペシャルプランがあります。

予算に応じて猫にとってどれが良いのか獣医師と相談して決められます。

5.「光線温熱療法」という第4の対悪性腫瘍治療法が選択できます。

6.午後7時から翌日の午前9までの間は外部委託「アニクリ24」に電話がつながり、夜間の急変に対処できます。

7.不定期開催で要予約ですが、東京猫治療センターの顧問である服部幸正さんによる純血種セミナーが開催され、キャットショーにおけるスタンダードやグルーミング指導などが受けられます。

8.診療内容は多岐にわたり、健康診断、各種血液検査、レントゲン検査、尿検査、超音波検査(心臓検査、腹部検査)、心電図検査、血圧検査、皮膚科検査、内分泌検査(糖尿病、甲状腺機能亢進症など)、眼科検査、歯科検査、腫瘍科検査、行動に関する相談、去勢手術、避妊手術。

9.ペットホテルもあり、ゲージタイプと個室タイプがあります。ゲージタイプは診療室、処置室とは異なる階にあるので、ゆったりと落ち着いた環境で宿泊できます。

個室タイプは人気で、3部屋用意されていて、自宅のトイレやお気に入りの食器、猫砂などの持ち込み可能で、同居の猫も一緒に宿泊できるそうです。

ここまでくると、もうまるで人間の病院のようです。ペットホテルはHPに画像がありまして、あまりに清潔で整った環境に思わず目を疑いたくなります。

こんなきめ細やかな診療を受けられる猫ちゃんは本当に幸せ者ですね。

※ 2013年には、国際猫医学会より、アジアで2件目となる「キャットフレンドリークリニック」のゴールドレベルに認定されました。

一般的な動物病院よりは割高だそうですが、猫しかいない環境と猫に関する専門知識と高い技術力で評判のようです。

結婚してる?家族について

獣医師の奥さんと娘さんが二人いるそうです。

すいません今のところそれくらいしかわかっていないので、分かり次第追記します。

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