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katori間もなく梅雨があけると暑い夏がやって来ますね。

それと同時に蚊の季節でもあります。

特に赤ちゃんがいるご家庭ですと、その対策でお悩みの方もいらっしゃると思います。
最近は赤ちゃん蚊取り線香の煙が良くないと言う噂をよく耳にしますけれど、本当はどうなんでしょう?

では他に無害なものはあるのでしょうか?少し調べてみました。

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赤ちゃんに蚊取り線香はダメな理由は?

蚊取り線香は「除虫菊」の殺虫成分である「ピレトリン」をお線香に練り込んで作られています。

「除虫菊」はアメリカから伝えられたとされ、和名は「シロバナムシヨケギク」といいます。

蚊取り線香はキンチョールでおなじみのKINCHOの創業者が日本で発明したもの。そして、渦巻型になったのは1895年です。
最初から渦巻型じゃなかったんだと知ってちょっとビックリです。

「ピレトリン」は天然成分ですが、現在はこの「ピレトリン」に似た「ピレスロイド」が使用されており、これは石油合成された殺虫成分です。

天然成分よりも強力な殺虫作用ですが、ほとんどの哺乳類にはこれを分解する酵素を持っているため、毒性は低いです

というと毒性があるという前提で話をしているみたいですが、ちゃんと言うと「安全性は高い」です。ですから、蚊取り線香を使用した部屋での赤ちゃんへの影響や害はありません。安心してください。

蚊は「ピレトリン」を分解する酵素を持っていないため、神経麻痺を起した後、最終的には死んでいますます。そのため、蚊に効果はあっても人体には影響がないわけなんですね。

でも、でも過敏な人は気分不快などの症状を訴えるようです…。

したがって、赤ちゃんにもほとんど影響ないと思われますが、ほんの少しのリスクも避けたいという人にはピレスロイドを原料にしたのは使わない方がよさそうですね。天然成分の方の除虫菊を使用した蚊取り線香の使用をおすすめします。 それが次に説明する蚊取り線香です。

茶色い蚊取り線香?

100%の天然植物成分を使用し、着色料や香料も一切使用していず、金鳥が蚊取り線香を発明した当時と同じ製法で作られているものが現在もあります。

また、それとは別物で、あまり知られていませんが、かえる印の「かえる印のナチュラルかとり線香」(ライオンケミカル)というのもあります。カエル印

こちらは自然派志向の方向けのお店での取扱いで、成分は除虫菊だけでなく、タブ粉、木粉、やし柄なども使用されていて、無農薬・無化学成分・無着色と天然で煙の優しい蚊取り線香になっています。金鳥に負けないくらいパッケージも中身もレトロな感じです。また、子供用のものや、ペット用のものを使用するという方法もありますね。

殺虫成分は人体に害がないと分かると、急に蚊取り線香の煙の方が気になり出しませんか?

目や喉の粘膜を刺激するため、煙でむせたり、目がチカチカしますよね。

赤ちゃんに直接煙がかからないように寝る一時間前までに部屋に蚊取り線香をたいておくという方法がいいです。

いずれにしても、喘息持ちならば使用はやめましょう。

蚊取り線香や電気蚊取りの主成分である「合成ピルスロイド」は環境ホルモン、虫よけスプレーの成分「ディート」には発がん性の疑いがあるという意見も。

但し、これらも長期的に大量に使用し続けなければ…おそらく大丈夫だと思いますが。

とはいっても大切な我が子、特に化学成分の影響を受けやすい赤ちゃんには心配という方は、天然成分のみ使われている「茶色い蚊取り線」なら大丈夫です。

まとめ

蚊対策で赤ちゃんがいる家庭でも蚊取り線香は特に人体に害はないようです。

どうしても煙が気になる方は、天然成分のみで作られた、茶色い色をしたカエル印の蚊取り線香がありました。煙が少なく身体にとても優しい成分で出来ているようです。

今年はこれを試して見たいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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