先日関東に住んでいる友人から、「梅雨になると頭痛がひどくて」「低気圧が近づくとひどくなるの。。」と相談されました。低気圧って台風の時によく聞く言葉ですが本当に低気圧の時に頭痛がひどくなるのでしょうか?もしそうだとしたらなぜ何でしょう?いろいろ調べていると簡単な治し方があったので、紹介したいと思います。
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梅雨と低気圧が起きるとどんな事がおきる?
梅雨の時期は低気圧発生します。
低気圧を一言で表すと周りの空気が薄くなると言う現象です日本では春と夏の境目に梅雨と言う時期がありますね。
梅雨は大気中の暖かい空気と寒い空気が上空にとどまることで起こります。この二つの空気層の影響で気圧がとても下がるのです。
気圧が下がると周りの空気がどんどん吸い込まれて、空気が薄くなっていきます。ですから酸素の濃度がへる事を意味します。
ですが、普通が酸素がなくなるわけではないので、呼吸にはあまり影響はありませんが、
濃度の低い酸素を吸うことで、血液の中の酸素の量が低くなり血管がひろがり神経を圧迫するので頭痛がおきるのです。
梅雨の時期に特に注意するのは、気圧が上がったり下がったりすることです。
ずーと下がりっぱなしではなく、梅雨の晴れ間があって、天気の良い時は上がったりしますよね。
この変動が実は体調が悪くなる原因だと言われています。ジェットスターのように上がったり下がったり、普通の状態でも気分が悪くなりますよね。
梅雨の頭痛にストレスも関係してる?
低気圧によって起こる頭痛は偏頭痛が多いです。脳の中では環境による精神的ストレスや肉体的なストレスなどを受けると、セロトニンという物質が多く出てしまいます。
そのセロトニンが多く出過ぎてしまうと、脳の血管が縮んで血の巡りが悪くなります。そのセロトニンも出るのが限界に達すると今度は逆に反動で血管が異常に膨張して頭痛を引き起こします。
セロトニンの量が出たり減ったりすることも頭痛の原因の一つです。
ストレスってほんとに良くないんですね。頭痛と低気圧の関係はわかったのですが、普段は気にしてばかりも要られませんね。では突然やって来た頭痛はどうやって対処したら良いのでしょう。
簡単な治し方
とにかくひどい頭痛一刻もはやく治したいですよね。では急な頭痛に効果のある簡単な治し方を2つ紹介します。
コーラを飲む?
そんな時におすすめなのが、コーラを飲む。えっコーラ?身体に悪いでしょ?と思われるかもしれませんが、コカコーラは、薬剤師が作った風邪薬だったって知ってました?
コカコーラは元々はジョン・ペンバートンと言う薬剤師が作った風邪の薬だったのです。
アメリカのジョージア州で始めて作られて薬局で販売されたのがきっかけです。コカ・コーラの由来引用
そのコカコーラの効能にこんな物がありました。
①消化不良に効く
②喉の炎症を和らげる
③しゃっくりを止める。
④アレルギー症状を和らげる
⑤喘息などの呼吸を楽にしてくれる
⑥頭痛を和らげる
⑦運動のパフォーマンス向上
などが上げられています。
引用先http://ameblo.jp/salon-de-sol/entry-11997643259.html
そう言えばコーラを飲むとなんとなく元気が出るような気がしませんか?私が子供の頃沖縄では身近にコカコーラがありました。米軍がいち早くコカコーラの工場を沖縄に建設したせいもあると思います。ペプシコーラの工場もありました。今ではアメリカでは身体に良くないと、言われて敬遠されがちですが。。。
もちろん飲み過ぎには注意が必要ですが、予期せぬ頭痛を早く解消するには、コーラを飲んでみてはいかがでしょうか?
ゆっくり腹式呼吸で呼吸を整える
深くゆっくりと呼吸をする腹式呼吸が効果的です。深呼吸をすると、リラックスでき精神的にも落ち着くとよく言われています。一時的ではありますが副交感神経が働き血行が良くなります。
常日頃から腹式呼吸をおこなっていると頭痛になりにくい身体になっていきます。カラオケで歌を唄ったり声を出すのは身体に良いと言われているのもそうですね。
低気圧で頭痛が出そうだと予測できるアプリ
最近は低気圧で頭痛が起こるという人が増えていて、そんな方に今日は片頭痛が起きそうですよとお知らせしてくれるアプリがあるようです。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?予防や対策も必要ですね。
ネーミングも「頭痛ーる」いつ薬を飲んだのか、又いつ頭痛が起きそうなど管理できるようです。
Androidバージョン
頭痛ーる
iPhoneバージョン
頭痛ーる
気圧の影響を受けにくく片頭痛が起こりにくくするには?
気圧の関係で起こる頭痛は偏頭痛と言われていますが、日頃からいくつか注意をすることで防げるとも言われています。
1 部屋の温度を一定にする(クーラーの効いた部屋にずーといない)外気温との差でひどくなる。
2 強い紫外線を避ける (梅雨の晴れ間の紫外線は強いので脳への刺激が強すぎますサングラスなどを使用する)
3 生活のリズム整える。夜寝苦しいなどで睡眠不足におちいりやすい)
4 食べ物に気をつける(飲酒や多量のカフェインの摂取を控える)
5 軽い運動を毎日の生活で取り入れて行く。
暑いとついビヤガーデンに行って冷たいビールをガンガン飲んで、夜更かし次の朝は頭痛がひどいなんて事ありませんか?梅雨場は、冷たい飲み物を摂りたくなりますが、なるべく温かいものを飲むようにしましょう。
又身体に良いと言われているオリーブオイルやチョコレート・ハムやチーズ・柑橘類などの果物を多く摂り過ぎるのは血管を広げるという効果があるのでたくさん取るのは避けたほうがよいでしょう。
痛み止めの常用は避ける
よく痛み止めを飲むという方がいるようですが、軽い痛みならよいと思いますが、広がった血管を収縮させる事は出来ないので、実際強い痛みには効果がないようです。
市販薬では片頭痛は治りにくいし、特に慢性的な方には量が増える一方なので注意が必要です。
娘が30代の頃ひどい偏頭痛で悩まされていて、ロキソニンを常用しすぎていたので、心配で脳外科に連れて行った事がありますが、結局なんの解決にもならずに、高額な診察費を払っただけでした。
もし受診を考えているなら、頭痛専門の外来に行く事をおすすめします。
まとめ
梅雨の時期に頭痛が起きやすいのは低気圧の影響を受けているのは間違いないですね。
理由は酸素が足りなくなり、脳内の血管の急激な収縮によるものです。
気圧の影響で起きる頭痛は偏頭痛と言われるもので、セロトニンが影響しています。
薬を飲んでも効果がないことが多く日頃から片頭痛が起こりにくくする工夫も大切です。
痛みが急に出て困った時には、コカコーラや深呼吸と言った応急処置の方法もあります。
又今日は低気圧が発生しやすいと教えてくれるアプリも登場して来ているので、使って今日は痛くなりそうだと覚悟をしていると、精神的にも注意できて急な痛みを回避する事ができそうです。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。