感想やネタバレなど書いています。結末がわかるので知りたくない方はご遠慮下さい。
子供のころからゴジラを観て来たので、今度はどんなゴジラか興味があったのと、観る前にあらすじなどを調べていたのですが、書いていませんでしたので、直接觀てきた60代のオカンが書いていますのであしからず。
Contents
あらすじ
無人の1艘のの船が発見されるところから始まります。
それと同時にアクアラインのトンネル内の事故がありその事故を受けて政府の役員が集まり何が起きたのかを協議がします。そこへさっそくまるで赤ちゃんのようなゴジラが登場します。
手が小さくて目もまだかわいらしくて、はいはいして東京に上陸してくるのですが、何だろうと思ってみていると、まるでサンショウウオのようなゴジラは、しばらくすると海に帰っていきます。
再度現れた時には大きくなっていて、怖い怪獣のゴジラでした。
攻撃してくるものを、体中から熱線を発して、破壊します。
ゴジラが通った後に放射能が検出され、ゴジラの体内が原子炉のようなものだと判明し、ゴジラの体内に何やら注入してゴジラを内部から破壊してしまおうというプロジェクトが作られて、ゴジラが最後はまるで凍ったようになり、動きが停止します。
これが簡単な流れです。
始まる前はあらすじが公開されていませんでしたが、私的には結末がわかった方が観に行くときに理解し易いかと思いました。
これはゴジラの最後なのですが、映画があまりにも早口で何が起こるのか、何をしようとしているのか一度観ただけでは、理解しずらいかったです。
ゴジラと違って進化しない、私の脳みそですので申し訳ありません。
感想
映画を観た感想は単純に書くと、私の中でのゴジラはヒーローでしたが今回は廃棄された核燃料を浴びて作り出された脅威の生命体に変化して東京を破壊するのを、世界中で協力してやっつける感じでした。
ゴジラはCGですが、もっとゴジラが暴れるのを期待していましたが、少しがっかりな作品でした。これはあくまで私個人の意見ですが、大人向きの映画ですね。
ゴジラが最初に現れたときにはまるで胎児のような姿をしてると感じました。
登場するキャストは有名人が多かったのですが、少し娯楽映画というには物足りなさを感じました。
高齢者やお子様には難しすぎる映画だったと思います。
監督が若者に人気のエバンゲリオンの作者とあって、どんな映画になるのか前評判が大きかったような要素もあったようです。
エバンを観ていない私としては、良さが良く分かりませんでした。
正直に話すと子供のころからすべてのゴジラ映画をみてきましたが、一番面白くないと思いました。
こんなこと書いて良いかと思いましたが、俳優が英語で話したりするところがあり字幕がでますが、何で日本映画なのに日本人が英語で話して字幕読むのが面倒!と思ってしまいました。
子供が観る怪獣映画では無いですね。
登場人物のセリフもはっきりとわからない部分が多く、早口で専門用語も多くて意味不明なところがあり、もう一度見ろという戦略?
ネットでは感動したとか面白かったとかの書き込みも多いようですが、ゴジラの特撮という点では見事だったと思います。
私は映画関係者ではありませんので、素直にみると何も印象に残っていない映画だったと思います。
この映画はもし日本にゴジラのような生物が現れたら、日本の政府はどうする?
ゴジラの特撮技術を見せたかった?
私は公開前にここのところがすごいので観て下さい。こういう事を意識して作りましたとか、はじめに言っておいた方が親切だったと思います。
この記事が、これから映画を観に行く方の参考に少しでもなったら幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
追記
面白い情報を見つけました。
どうやらシンゴジラの皮膚はゴーヤーをごつごつらしいです。
シンゴジラの皮膚は型取りしたゴーヤです。
んで、これがゴジラの皮膚。 pic.twitter.com/fqPa6TYKeB— 骨オヤジwfありがとうございました! (@honeoyaji) 2016年7月29日
そういえばゴーヤーの実はこんな感じですね。
他にもゴジラの声は 楽器のベースが元になってるとテレビでやっていましたね。
歩き方は野村萬斎の狂言の歩き方や止まり方をデジタル的に記録する、モーションキャプチャーが使われて野村萬斎の動きをCGに反映させているようです。
こういう感想を持つ人もいるんだということに正直驚きました。
確かに子供には面白くないでしょうね。
子供に見てもらいたいとは欠片も思って作ってない感じですし。
自分が子供の頃、子供向けのゴジラを毎回わくわくしながら見て育ちました。
しかし、大人になった今、まさかあの頃と変わらないような興奮した気持ちで大人向けのゴジラを見れる時がやって来るとは思ってもいませんでした。
だって、いくら頑張って作ってもらったとしても、
日本の怪獣映画が大人になった自分の目を満足させてくれることなど決してない、そこにはどうしようもない限界があると思っていましたから。
正直、前回のアメリカ版が怪獣映画としてはもう精いっぱいの出来で、
あそこまでやってくれただけでも十分ありがたいと思っていました。
しかし、今回のシン・ゴジラにはそんな考えを叩き潰されました。
これはもう本当にすごい出来だと思います。
今までのゴジラ映画を全部見てきてる人でも
ほんと、さまざまな感想があるもんなんですね。