初めてのクラシックコンサートの演奏会は緊張しますよね。私にも思い出がたくさんあります。
マナーも意識しなくちゃいけないのに、相手のことも気になるしそこで今回はクラシックコンサートで初心者ならではのチケットの取り方やマナー違反を回避する為の方法を紹介します。
Contents
クラシックコンサートに行くにはまずどうする?
今まで一度もクラシックのコンサートに行ったことがない方のためにどんなコンサートが良くて、チケットの取り方や良い席はどこかなどからみていきたいと思います。
初心者にはどんなクラシックコンサートがおすすめ?
初心者にオススメはオーケストラです。
楽器が多彩で音量が大きく、音色もカラフルなので退屈しません。
演奏時間は2時間で、間に15分の休憩もあり、ちょうど良い長さではないでしょうか。
どこでチケットを手に入れる?
チケットは一番早くて演奏会の半年前、普通は約3か月前から売り出します。
演奏会のあるホールの窓口やチケット専門のプレイガイドで買います。
コンビニでも扱う場合がありますので、演奏するオーケストラに電話やEメールで申し込む方法もあります。
コンサートによってチケットの取り扱い先、購入方法が異なります。
「チケットぴあ」では電話予約をし、その際に「予約番号」をもらえるので、「ぴあカウンター」で用紙に必要事項を記載し、代金を支払ってチケットを受け取ります。
他には、主催者や会場で取り扱っているので、電話して予約をします。指定の銀行や郵便局で代金を払い込み、入金が確認された後にチケットが郵送されてきます。
「ぴあ」は、コンピューターで管理されているので、席種は選べても具体的な指定はほとんどできません。
ところが、主催者から購入すると公演によって座席の希望を叶えてくれることがあります。
座席は各取り扱い先に振り分けられており、同じ席を複数の取り扱い先で販売するということはありません。
「ぴあ」の利点は、どこでもチケットを受け取ることができるところ。家の近くのぴあでも、会社や外出先のどこかのぴあでも大丈夫なところです。
クラシックコンサート 座席はどこがおすすめ?
だいたい4~5ランクに分けられています。
席は2階正面前寄りがいいです。
どこの席もその場所なりの良さはあるので、好みもありますし、一概にはいえませんが、一般的に良いとされているのは2階正面の前寄りです。
ちなみに、天皇陛下が御覧になる際もその場所に席が用意されています。
料金は高めですが、全体を見渡すことができて音のバランスがいいです。
コンサートの流れは時間はどれくらい?
開始時間は、昼ならば午後2時、夜ならば午後7時、開場はその30分前が通例となっています。
演奏時間は約2時間で、アンコール曲があるとそれよりも多少長くなります。
初心者が陥りやすいマナー違反はどんなこと?
初心者だと、何がマナー違反なのかもよくわからないという人もいるのではないでしょうか。そんな中でも、きっとこの、拍手のタイミングとかは、クラシックコンサートに限らず迷うこと多いと思うんですよね。
いつ拍手するのか、いつまで拍手するのか…とか。
拍手やトイレのタイミングなどについても調べてみました。
トイレに立つタイミングは?
トイレは開演前か休憩時間に済ませましょう。ただし、演奏会によっては休憩時間がない場合もあるので、開演前に行くのが安心ですね。
特に女性のトイレは混みますので、後半に遅れないよう時間に余裕をもって行きましょう。
途中でトイレに席を立つのはマナー違反です。
拍手するタイミングは?
「ステージに演奏する人が出てきたとき」「曲が終わった後」「すべての演奏が終わった後」
逆に、拍手してはいけないタイミングがあるのをご存じですか?
曲が終わった後の拍手のタイミングって、楽章の切れ目なのか、それとも曲が終わったのかがわかりにくいですよね。
楽章の切れ目の場合は、例外として、とても素晴らしい演奏に感動しましたよという時に拍手するそうですが、基本的には拍手をしてはいけません。
また、開演前に「拍手は音楽が終わってから」というアナウンスが流れるホールもあります。
コンサート当日までに演奏される曲を聴いて予習しておけば、それが「楽章の切れ目」なのか「曲の終わり」なのかがわかるはず。
コンサートをとことん楽しむために、ここはぜひとも予習をして当日に臨みましょう!
クラシックの場合はどんなに名演であっても演奏中の拍手は禁止でマナー違反です。
おしゃべりをする。急なくしゃみや咳が出たら。。
おしゃべりはやめましょう。
演奏中のひそひそ話も絶対にしてはいけません。
また、不意に咳やくしゃみが出るのはどうしようもないことですが、手やハンカチなどを口に当ててできるだけ大きな音にならないようにしましょう。
ですから風邪を引いていたり、花粉症でくしゃみがひどいようなら無理はしないようにしましょう。
演奏中に音を立てるのはマナー違反です。
子供を連れて行っても良い?年齢は何歳くらいから。
現状は多くのコンサートは「6歳未満の入場はご遠慮ください」とアナウンスされていますが、ホールの中に一時預かりの託児所を設けるなどのサービスを行っているところも増えています。
乳幼児も含めた家族みんなで楽しめるファミリー・コンサートもあるので行かれてはどうでしょうか。
コンサートの告知にありますので、注意して見てみてくださいね。
まとめ
演奏会のあるホールの窓口やチケット専門のプレイガイドなどで買いましょう。
そして、座席はどこがおすすめかというと、「2階正面前寄り」がいいそうです。
コンサートは昼ならば午後2時、夜ならば午後7時、開場はその30分前が通例で演奏時間は約2時間。
拍手するタイミングは初心者だと難しいと思いますが、まずは演奏される曲をあらかじめ聴いて予習したうえ、当日は周囲に合わせるのが無難でしょう。
おしゃべりは厳禁、急なくしゃみや咳はハンカチで押さえて大きく響くのを最小限におさえてください。
ファミリー・コンサート以外のコンサートでは、まず6歳未満のお子さんは現状入場できませんが、一時託児サービスを行っているところも増えています。あらかじめ調べておくといいでしょう。
以上の点を踏まえ、マナーを守って気持ちよくコンサートを楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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