こんばんはオカンです。
最近は都会でも蜂の被害が多く報告されていますね。
私の住んでる札幌のど真ん中ですが、緑が豊富なので時々窓を開けていると蜂が入って来ます。
まだ刺された事はありませんが、もし刺されたら応急処置くらいは知っておかないとと思い応急処置の方法や使われる薬なども調べて見ました。
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ハチに刺された時の応急処置は?
蜂に刺されたら近くに巣があるかもしれないので、まず、その場を離れましょう。
本人が元気そうでも直後から1時間以内に何らかの症状がでる場合があるため、激しき動きはせず、様子をみましょう。
ミツバチの場合、刺された針を残していると蜂の針の根元に毒嚢があり、毒嚢が脈打ちどんどん体内に毒が入ってしまうため、できるだけ早く針を抜きます。
この時、針を指でつまむと毒が手についてしまったり、毒を押し出してしまうことがあるので毛抜きで抜くか、横に払って落とすなどしましょう。
そして、刺された箇所の周囲を強くつまんで毒を出すか、吸い出します。吸い出した毒は吐き出し、飲み込まないようにし、水洗いして最低30分は冷やすようにしましょう。
30分経過しても何も起こらなかったら全身のアナフィキラシーショックの心配はないことがほとんどです。
症状がひどい場合や刺されたのが2回目以降ということであれば、ショック症状を起こす危険性があるので必ず病院を受診する必要があります。
蜂に刺されるとショックでパニックになってしまうかもしれません。しかし、冷静に応急処置してください。
巣から離れ、針を抜き、毒を出し、洗って、冷やし、安静にするというのが基本です。
強い症状(アナフィキラシーショックなど)が出ている場合にはすぐに救急車を呼んでください。
ハチ毒に対するアレルギー反応は人によりさまざまですが、共通するのは、じんましん、発汗、吐き気、頭痛、腹痛など、刺された場所の痛みや腫れ以外に、全身的な症状が出ることです。
危険な蜂の種類は?
攻撃性は少ないけれど毒性が強いアシナガバチ
引用元http://www5d.biglobe.ne.jp/
アシナガバチは流し後ろ足が特徴です。大きいもので26ミリほどあります。
他の蜂と比較すると人間の生活県内に巣を作ることがおおいようです。家の軒下や庭などに生息して陽の当たるあたるところを好みます。
攻撃性はわりと低く、こちらから刺激を与えない限り攻撃はしてきないことが多いです。
刺されると非常に強い痛みに襲われます。患部が大きくふくれあがってしまいます。
アシナガバチは蜂の中でも毒性が強いとされていますので、2回目に刺された場合には特に注意が必要です。
超攻撃的な黄色スズメバチ
スズメバチの種類は約70種類で、日本には16種類います。
強い攻撃性で最も危険なのはオオスズメバチです。体長は大きいもので40ミリを超えてしまうほどです。
オスには針がなく、刺しません。
スズメバチが敵だと感じているときの危険信号は、相手の周りをしつこく飛び回り、相手に狙いをつけて空中で停止します。また、アゴを嚙み合わせて「カチカチ」という音を出します。
大変攻撃的な性格のため、刺激するのは禁物です。
スズメバチに刺されたときの症状は激しい痛みや赤い腫れを伴います。
1週間ほど腫れが引かない場合もあり、アナフィキラシーショックを起こすこともあるので、刺されたら速やかに病院を受診しましょう。
危険のない蜂もいる?
日本に生息する蜂で人を刺すとされている蜂は大きく分けてミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの3種類です。
蜂の毒針は産卵管が変化したものなので、メスだけが刺します。
よく「蜂は一度しか刺さない」と言われますが、これはミツバチに限ったことです。
よく見かけるクマバチ(クマンバチ)は黒くて丸くずんぐりした2センチ程の蜂です。飛んでいるとブーンと音がするので獰猛なのかと思いきや、温厚な蜂で人に興味を示さないので安心です。
だからといって、こちらからちょっかい出したり、巣に近づいたりはしないでくださいね。
すぐに使って良い薬は?
蜂刺されの薬の成分は「抗ヒスタミン」か「ステロイド」が良いといわれています。
抗ヒスタミンは痒みの原因を抑えてくれて、ステロイドは痒みだけでなく皮膚の炎症を抑えてくれます。
例えば、ムヒアルファEXはジフェンヒドラミン塩酸塩(抗ヒスタミン剤)が入っています。
液体ムヒにも入っています。
ステロイドが入っている「リンデロン」も使われています。これは痒みや炎症に即効性があるのですが、ステロイドは強めです。
ステロイドは長期間使用していると免疫力を下げてしまい、細菌に感染しやすい状態になりやすいといわれています。2週間程度の使用なら問題ないですが、それ以上使用する場合には病院を受診して相談してください。
病院に行く時は何科?
基本的には皮膚科です。
蜂に刺された後には痛みや腫れが出ます。
症状が悪化しやすい毒性が強い蜂に刺された場合はすぐに病院を受診しなければなりません。
また、アレルギー症状が強く出ている場合には、救急病院やアレルギーの治療ができる病院を調べて受診するとよいでしょう。
蜂に刺されたのが2回目の場合、何か所も刺されてしまって重篤な症状が出ている場合は救急車を呼んでください。
アナフィキラシーショックを起こしてしまう可能性があり、一刻を争います。
アナフィキラシーショックは蜂に刺されてから30分以内に何かしらの症状が出てきます。
この症状が出てから心停止まで15分というケースもありますから速やかな対応と治療が必要です。
まとめ
蜂に刺されたら応急処置は、巣から離れ、針を抜き、毒を出し、洗って、冷やし、安静にするというのが基本です。
大概の蜂は刺激したりしなければ攻撃して来ることはありませんが、でももし刺されたりしたら、まずはあわてないでどんな蜂に刺されたのかを、判断してなるべく二度刺されないようにして、毒を吸い出して吐き出し、ムヒの様な薬を塗って樣子を見ましょう。
危険な蜂に刺されたら、症状が悪化する前でも、ショック症状を起こしてからでは間に合わなくなる場合もありますので注意が必要です。
遠慮しないで呼びましょうね。私はそうします。何事も無ければそれが一番ですからね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。