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秋刀魚の塩焼き下処理の仕方や上手に焼くコツなどやきれいに食べるコツを紹介したいと思います。
内臓は食べられる?又食べたほうが良いのなども書いてみました。

Contents

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秋刀魚の塩焼き下処理の仕方

秋刀魚は焼く前にちょっとした下処理をする事で美味しく焼けます。

するとしないとではずいぶん味が違うので必ず行って下さいね。

手順

  1. 水でぬめりを洗ったら、表面の水気を拭き、塩を全体に軽くふる。
  2. 塩をしてある秋刀魚でも必ずもう一度軽く塩をふって下さい。
  3. 10分程度たつと表面から汗のように臭みの成分が出てきます。
  4. キッチンペーパーで水気を拭きとり、軽く塩をしてから焼きます。

通常塩をふってすぐに焼いてしまいがちですが、水気を拭き取って再度塩を振るのがポイントです。

秋刀魚の塩焼き上手に焼くコツ

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では焼いて行きましょう。

網で焼く方法

ためしてガッテン流で紹介されていた焼き方は、

強火の遠火で焼く

  1. 焼く10~15分前にさんまに塩をふります。
  2. 表になる側(頭が左で腹が手前)に×印に切れ目を入れておく。
  3. 見た目に美しく、火のとおりも早いです。腹わたの処理はしません。
  4. ガスコンロに五徳を置きます。

足の長い五徳がなかったので、隣のガスコンロに五徳を載せて二段重ねにしました。

五徳とはこれです。

5.焼き網を載せて熱します。網をよく熱することで魚の皮がくっつきにくくなります。

6.網に酢か油を塗ります。

魚の皮がこびりつきにくく、使用後の網の手入れも簡単に済みます。

7.盛りつけるときに上になる方を下にして3~4分焼きます

(尾頭付きの魚の盛りつけ方は、頭が左、腹を手前側に向けます)

8.裏返して6~7分焼きます。

黒目が白くなったら焼き上がりです。

魚焼きグリルでおいしく焼くコツ

では魚焼き網とかわざわざ用意しなくても、グリルでも美味しく焼けますよ。

グリルで焼くコツは

  • 先にグリルを強火で5分加熱して魚をグリルに端に置く。
  • 焼き時間は表が7分、裏が5分を目安にします。
  • ここでも焼く直前に塩をふります。

グリルで魚を焼いたときの失敗で最も多いのが、魚の身がパサパサになることと、中身が生だということの二つです。

これを解決するには、グリルを炭火と同じように焼けば失敗はありません。

その為には水分を逃さないように早く魚の表面を焼き固めるためにグリルを「予熱」しておくことが重要となります。

また、グリルの庫内の温度は中央が低く、両端が高いため、遠赤外線も端の方が多く出ているので端が温度が高いのです。

実験結果で、魚の残存水分量は、端に置いて焼いた方が中央より10%も多いという結果がでています。

1匹だけで焼くときも魚はグリルの端で焼きましょう。

秋刀魚の塩焼きのきれいな食べ方

では美味しく焼いた秋刀魚を最後まできれいに食べるコツを筆者が伝授したいと思います。

参考になると良いですね。

  • 頭側から背骨に沿って箸を入れる

さんまの背骨は身の中央より少し上にあるので、尾に向かって1本走ってます。

始めは頭側から尾に向かって箸を入れていきます。

お箸の先が骨にあたる感触がわかるので、お箸を少し寝かせて少しずつ動かします。その方が品よく見えます。

  • 真ん中からでなく端から食べましょう

背骨に沿って箸を入れたら真ん中から食べるのはマナー違反です。

頭側から順に背中側の身から順に食べていきます。

頭を軽く親指と人差し指で押さえ、サンマが動かないようにして、よく焼けたサンマは骨からの身離れもいいですし、ふっくらしていて食べやすいです。

  • 上側が食べ終わったらお腹側

お腹側には小骨が多いです。お箸の先で搔き寄せるように取り除いてください。

とった小骨はお皿の端に寄せておき、内臓があった場所は腹骨と胸ビレがあるので箸で取り除いてくださいね。ポイントは口に運ぶ前に骨をとっておくことです。

  • 返さずに骨を取り除く

お腹側を食べたら、頭を抑えて尾の方から骨の下側に箸を入れて背骨を外します。

その逆で、頭の方から背骨を外してもかまいません。

やりやすい方で外し、外した頭と背骨はそのままお皿の上側に置きましょう。

  • 背骨を外したら残った身をいただきます。

背骨を取り外した後の身は、背びれ側に小骨が並んでいるのでキレイに取り外して端に寄せましょう。

お腹側にも骨はあるので、あくまでも「口に運ぶ前に取る」ことが美しく食べるコツです。

  • 小骨はお皿のすみにまとめる

そこまでキレイに食べられたら完ぺきですが、皮が苦手という人も内蔵が無理~という人もいますよね。

そういうときは無理せずお皿の端に寄せてキレイにまとめておけば大丈夫ですよ。

これで食べ方は完璧です。

秋刀魚の内蔵は栄養が豊富

さんまの内臓「はらわた」の部分は独特な苦みを持っています。

好きな人はこの苦みがたまらなくおいしく感じるようです。私はちょっと…ですが。

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レチノール肌が美しく

ところが、この「はらわた」には「レチノール」という物質が豊富に含まれていて、レチノールはそもそも体内に存在しているビタミンAの仲間で、なんと真皮のコラーゲン生成を助ける働きをしてくれます。

肌の弾力の低下、シワ、たるみが気になるという人は積極的に食べるとよいそうです。

相性のよい食べ合わせは「ビタミンC」や「ビタミンE」レモンやかぼす、大葉などでたべると苦みも軽減されるでしょう。

DHA.EPA.ダイエットに良い


引用先https://complex7.com/akogare

他には美容によい『DHA』や『EPA』などのオメガ3系脂肪酸も豊富に蓄えていていて、コレステロールが気になる人は積極的に摂りたい成分です。

さんまのうまみ成分のタウリンやイノシン酸は心臓や肝臓の機能を高める働きもあり、代謝を高めたりもします。

ビタミンやミネラルも含んでいるので、ダイエットしたい人にもオススメの魚なんです。

はらわたの生食は止めましょう

ただし、生の「はらワタ」は食べないように。焼いて、完全に火の通ったものにしてくださいね。

「アニサキス」という寄生虫がいて、生で食べると激しい腹痛や嘔吐などを引き起こす場合があります。

こんな話聞くと秋刀魚を食べるのをためらってしまうかもしれませんが、そんなに悲観的にならないでくださいね。

新鮮な魚を買い、すぐに内臓を取り除いておけばいいんです。

それと、アニサキスは60度以上で死滅するので、加熱して食べれば安心ですし、-20゜で24時間冷凍しても死滅しますよ。

まとめ

●秋刀魚の塩焼き下処理の仕方は、塩をふって10分置きます。

キッチンペーパーで水気を切り、さらに塩を軽くふってから焼きます。

●上手に焼くコツは強火の遠火でグリルの端に置いて焼きます。

●きれいな食べ方は真ん中ではなく、端から食べましょう。

●内臓は生はだめですが、しっかり火を通せば食べられます。

『DHA』や『EPA』が豊富なので、美容にも良いのでむしろ積極的に食べたいですね。

いかがでしたか?これから秋刀魚は美容や健康にも良いので、食べる時にはきれいに食べましょうね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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