北海道の冬の風物詩と言えば流氷ですね。
北海道の人でもまだ一度も流氷を観たことがない人がいますが、私は沖縄生まれなのにもう3回も流氷に逢いに行ってきました。
今日は流氷見学に行ってみたいと思ってる方に日帰りツアーや時期など、私が行った経験から服装なども紹介したいと思います。
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北海道の流氷は世界でも珍しい!
北海道の北の地域 知床半島の周辺のオホーツク海で見ることが出来ます。
私は北海道に来るまでは流氷って南極大陸の周辺でしか見られないと思っていましたが、日本でも見られるのです。緯度が北緯50度で発生する事は世界でも特殊な地域だそうです。流氷発生の南限とも言われています。
私が行ったのは紋別と網走 日本海側の方でも見ることが出来ます。でもやっぱり壮大なのは北海道の北の端。羅臼方面でしょうね。
でもその流氷も地球温暖化のせいでしょうが年々減って来ているようです。羅臼出身の友人に聞いたところ、昔は朝目が覚めたら窓のところまで流氷の塊が押し寄せていたそうです。
もしかしたら見られなくなる日が来るかもしれませんね。観るなら今のうちかも。。
ではどうしたら見られるのでしょう?
札幌から気軽に日帰りツアーで行ける!
流氷を見に行くには札幌から日帰りツアーが便利です。
この時期になると各旅行社がこぞって流氷ツアーを企画していますので、飛行機で千歳まで来て札幌に宿泊して翌日早朝からバスで紋別や網走まで行って流氷を見てその日のうちに帰ってくる事が出来ます。
東京からだと2泊3日で行って来れますよ。
札幌を出発して行って戻って来るのにおよそ12時間くらいかかります。
遠いですが船で流氷を割って進む景色は何度見ても感動します。
長いので15時間でしょうか。でも日帰り出来ない距離でもないので、北海道の広さとどこまでも続く雪の大地とどこまでも続く流氷の海を両方満喫出来ますよ。
一度自家用車で行った事がありましたが、やはりJRやバスのツアーにすれば良かったと後々後悔しました。
北海道の冬の道路事情は天候によってかなり危険なときが在るからです。運転してて緊張しっぱなしで、とにかく疲れたのを覚えています。
高速道路代やガソリン代なども含めるとやっぱり日帰りツアーを利用した方がコスパ的にも一番良かったような気がします。
値段も安くて1万円のツアーもある!
では値段はと言うとJRで16000円台です。
朝出発して網走まで5時間くらいかかりますが、オプションで網走刑務所などを見学して戻ってくるツアーです。
子供連れなどはとても楽しめると思いますよ。
専用列車なのでのんびり車窓から景色を眺めたり、寝て行くのも良いですね。
バスで行くともっと安くて1万円以内からあります。
バスの旅は途中旭山動物を回ったり、層雲峡の氷瀑まつりを見学できるツアーもあります。いろいろ立ち寄ってから行くので流氷だけでは物足りない方に良いと思います。
値段も食事付きで1万円台で行けるので割りと気軽に行けるのでお得です。
私が行ったのは後者の氷瀑まつりのツアーで氷の彫刻や氷のかまくらを見学して寒さを満喫しました。
ガリンコ号とオーロラ号どっちが良い?
流氷ツアーは必ず砕氷船の乗船券が付いています。それに乗らないと接岸している時以外は流氷を観ることは出来ません。
流氷が近くまで来るのは一年に7日くらいしかないので、船で沖まで行くことになります。
網走港から出ているオーロラ号と紋別から出ているガリンコ号です。
オーロラ号は大型船で揺れも少なく船酔いする人には良いですが、迫力がイマイチでした。それとより多くの人を乗せることができるので意外と空いてて乗れることが多いのが特徴です。
ガリンコ号は氷を砕く樣子がよく見られて、振動も体感できて迫力がありました。
私のおすすめの日帰りコースは流氷をみるなら紋別のガリンコ号が良いと思います。
時期によっては流氷が見られない?
流氷は1月下旬ころに姿を現し、3月中旬から下旬にかけて北海道の東側を抜けていきます。
流氷にあえる確率が高いのは2月です 一番寒い頃ですね。
一度3月の終わりに家族で日帰りツアーに出かけた時には、流氷が遠くにいてあまり良い景色は見られませんでした。
旅行社では、4月まで見られると言っているサイトもありますが、船で長いこと沖まで行かないと見ることが出来ません。
見ることはできるのですが、氷を割って進むという迫力に欠けました。
ですから最近は流氷がどっちにいるのか又来てるのかを予約する前にきちんと流氷カレンダーを見てから行くようにしています。
こちら→流氷カレンダー
行ったのは良いけど流氷がいなかったなんて事が無いようにしたいですよね。
どんな服装で行けば良いの?
https://pucchi.net/hokkaido/trippoint/garinko.php引用元
ではどんな服装で行ったら良いのか気になる方もいらっしゃると思いますので私の経験から書いて見ました。
軽めのダウンジャケットで良いです
初めて行った時には張り切ってロングのダウンを用意したのですが、かさばって邪魔になった記憶があります。通常北海道に冬に来る時に用意した服装で十分だと思います。
流氷観光は船の外にでるので手袋はあった方が良いです。
寒くなったら船室に入って暖をとり又外の出て見るというスタイルで見るほうが良いと思います。
ロングのマフラーや帽子もあったに越した事はありません。
最初は心配なので耳あてやマフラー帽子もガッチリ準備して行ったのですが、そこまで必要ではありませんでした。
ズボンはジーンズの下にスパッツで良い
外国の方はスキーズボンを履いてる方もいましたけれど、車内が暖かいので脱ぎ着が大変ですから冬用のスラックスに中に暖かい股引やスパッツで十分だと思います。
靴は滑り止め付きは必修です
靴は裏がギザギザ無いと滑りますよ。外に出るとどこでも雪が多いので必ず滑り止めの付いた靴を履いてから北海道にいらして下さい。ブーツなどでも靴底にすべり止めが付いていないのもあるので注意が必要です。
これは私も愛用しています。取り外し可能なのでとても便利ですよ。これは観光地ならどこでも取り外し可能なものを販売しているのでわざわざ購入して履いて来なくても大丈夫だと思います。
貼るカイロ
できれば軽くて便利な貼るカイロはあったら良いですね。これがあればポケット忍ばせて手を温めたり出来ますからね。これを発明した人はホントにノーベル賞ものだと思いますよ。
まとめ
冬の北海道観光の目玉はなんと言っても流氷を見に行くツアーはおすすめです。
札幌から日帰りツアーがあるので、それを利用して行かれてみてはどうでしょうか。
値段も安くて意外に簡単にいけますよ。
一番流氷が見られる時期は2月ですが前後1月ほど観ることも出来ますが、流氷は風の向きによって沖にいたり、とけたりして沖まで行かないとみられないと言う事もありますので時期を外して見に行く方は覚悟が必要です。
服装も調べてみましたら、私が経験した事と同じ意見の方が多かったような気がします。
流氷の魅力は行った人にしかわからないので是非行ってみて下さい。
では今日はこの辺で、拙い記事を最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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