Pocket

ニュースで渡辺謙がトニー賞の候補にノミネートされたと言ってたのを見て、作品が王様と私?あの有名な?ユルブリンナーの素敵な王様の姿が目に浮かびました。

トニー賞の受賞者はブロードウェイ関係者700人の投票で選ばれる賞で、アメリカの演劇界で最も権威のある賞と言われています。

日本人が王様と私を演じてトニー賞に選ばれるなんて凄い!けど、アメリカではみんなどう思ってるのでしょう。

気になって調べてみました。

Contents

Sponsored Link

アメリカ進出

渡辺謙(55)は、2003年公開の映画「ラストサムライ」でアメリカ進出をしました。

2006年には、クリント・イーストウッドが監督した「硫黄島からの手紙」に出演し、アメリカでも高い評価を得ています。
現在はロサンゼルスに住んでいます。

アメリカで最も知名度の高い俳優になっています。

初めは通訳が必要だったそうですが、今はフランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴに英語が上手と褒められるくらい、会話は素晴らしいそうです。

かなり努力したのでしょうね。

https://twitter.com/kahominami/status/602666318211325952

奥様からのツイートがあって皆さんが、見てプロの仕事の流儀に感動していました。

又かわいい奥様ですね。

他にも

などの口コミがありました。

すごい反響です。

「シャル・ウイ・ダンス」

ミュージカル「アンナとシャム王」俳優ユルブリンナーが4600回も公演で演じた作品で有名です。

ユルブリンナーと言えば、僧侶の様な剃髪ですよね。

渡辺謙も同じように剃ったそうです。渡辺謙

観客が王様と私の王様は剃髪のユルブリンナーのイメージが強いから、出来るだけ近づけるようにしたようです。

いつかユルブリンナーの王様を超える王様役を演じたいと思ってるみたいです。

ミュージカルの内容は、王様に雇われたイギリス人のアンナが、封建的な王様に、文化や愛情をもたらせていく様子を描いています。

映画にもなりましたね。王様

日本でも公開され、幼い頃私も母と観に行って、その当時のユルブリンナー個性があまりにも強烈だったのを覚えています。

劇中で王様とアンナが踊ったのが、「シャル・ウイ・ダンス」です。

周防監督の「シャル・ウイ・ダンス」の映画にもなりましたね。

それもアメリカ映画になりました。確かリチャードギアが主演でした。

王様と私は、それほどアメリカでは有名で、ましてブロードウェイで演じるのですから凄いことです。

55歳で学生

ミュージカルって歌って踊るんですよ。しかも英語で、並大抵ではできませんよね。

しかも渡辺謙は55歳で、歌も踊りも始めて、相当の覚悟が無いとできない。

体力的にも大変でしょうに、でもそれが、新しいことに果敢に挑み挑戦する姿にアメリカの新聞では敬意と好感を持って書いています。

渡辺謙を起用したシェール監督が

王の役を演じる人間を捜していたが、映画「硫黄島からの手紙」を見た瞬間に、渡辺のカリスマ性に気づいた。すぐにバンクーバーに飛び(渡辺はゴジラの撮影をしていた)、昼食の席で「The King and I」の出演を頼み込んだ。
彼ほどの実績を持ちながら、これほど大きなことに挑戦するというリスクをとるほどの狂気を持つ人間に、僕はこれまでの人生で一度も会ったことがない。自分の言葉じゃない言葉で、ニューヨークのリンカーンセンターのミュージカルで歌うんだぜ!彼がしていることは、僕に取ってとんでもなく素晴らしいことなんだ。
「僕は、どうやって演じるか最初から学び直さなくちゃ行けない。あまりにもたくさんのことを学び直さなきゃいけない。でも、学ぶのは好きなんだ。55歳でもういちど学生になるんだ」

ニューヨークタイムズの2015年4月8日付けの新聞引用

舞台を観た人たちの感想もとても良いそうです。

私も観てみたいです。

まとめ

アメリカでは「王様と私」のミュージカルはユルブリンナーのイメージが強いですが、55歳で果敢に挑戦する渡辺謙はトニー賞に選ばれるほど高評価らしいです。

受賞の良い知らせがあると良いですね。

Sponsored Link